御嶽神社・若宮

御嶽神社は、御嶽山頂上の奥社、山麓の里社(本社)、山上の若宮を一社として統一していますが、明治維新までは、それぞれ一社として独立していたようです。

歴史

このうち若宮について、その創立年代ははっきりしませんが、棟札には至徳2年(1385年)に木曽伊予氏家親(家信)によって再興されたとされています。

毎年の例祭に木曽氏はその境内で流鏑馬神事をおこなっており、山村氏もこれを引き継ぐなど、木曽氏・山村氏代々の崇敬が大きかったことがうかがえます。

若宮は大己貴命(大国主命(おおくにぬしのみこと))と少彦名命(すくなひこなのみこと)を祭神としています。
明治10年(1877年)に改築されています。

境内の様子

神社入口から更に右手奥の道を進むと小さな駐車場(車2台程度が停められるほど)があります。大きな車や複数台で訪れる場合、少し歩きますが、県道から若宮に上がる分岐点で車を停め、5分ほど歩いて登ってくることもできます。

県道に面した里宮と異なり、普段の若宮には常駐する職員等がおらず、非常に静かな神社です。

境内には、大人一人では決して抱えられないほどの胴回りを有する巨大な老木があり、木洩れ日が静謐で厳かな雰囲気が心を癒します。また、祭りの日に相撲を奉納するための土俵も設置されており、古い神社の風格です。

若宮の奥には、縄文時代の遺構である若宮遺跡があります。神社の敷地横からも訪問できますが、若宮を通過して訪れることをおススメします。